2016年6月30日木曜日

梅雨


ElephantorrhizaOperculicaryaCussoniaFicusPterodiscusなどのコーデックス類は屋根無し置き場にて雨ざらし気味で栽培中。種類によっては雨を避けると調子崩すこともあります。というか単純に水不足になるのかもしれません。そもそも曇りでも雨でも外が一番明るいので、できれば外に置きっぱなしにしたいですね。

Operculicarya decaryi

頂き物の実生デカリー(2013年春に播種された株)。昨年から急に枝が横に伸び始めました。丈はほぼ変わらず。今年からは剪定をしようかと考えています。根は未確認ですがそれなりに肥大しているはず。

Boswellia nana, Socotra

上の写真は6月13日、下は6月26日撮影です。室内南向き窓際に置いておくと5月頃に目覚めます。私の家での成長期は5~10月くらいですかね。それにしても小さい。鉢は縦横約8センチ。

Elephantorrhiza elephantina

知人播種の頂き物。うちにきてから4年くらい経ったかな。以前、雨を避けるため室内で栽培していたら落葉してしまったことがあったので、できるだけ雨ざらしにしています。丈を詰め小さく作っています。

Cussonia natalensis

こちらも知人播種の…。頂き物特集みたいになってきました。3年くらい栽培してるかな。ウコギ科で、ヤツデのミニチュアのような姿(現在鉢は2.5号)。黄緑色の掌状葉が観葉植物的な雰囲気で気に入ってるんですけど、それに加え芋があるところがまた良いんです。今のところ剪定は一切していませんが、小さいままで葉だけ増えていっています。
同属のCussonia paniculataにも興味があります。南アでは、地植えしたり大鉢で育てる植木としても人気があるみたいです。
南アでのC. paniculata地植え成長記録記事↓
Gardening in Africa: Kiepersol (Cabbage Tree) - Cussonia paniculata

Pterodiscus speciosus

暖かい時期はよく咲いています。この花は置き場の良いアクセントになります。白いネットは芋の日焼け予防用で、台所用ネットに穴を開け腹巻のように芋と鉢にかぶせています(二枚重ね)。Pterodiscusといえば…この間のE社最終更新では魅力的な種が売っていました。でも蒐集を始めると大変そうなので我慢しました(ハダニ駆除も大変になりそうだったし)。まあ実際、今の状況で手を拡げるのは厳しいです。置き場に余裕があったら買ってたかもしれません。

2016年6月11日土曜日

2016年6月上旬 ガガイモ亜科 近況

Brachystelma circinatum
Pretoria, RSA

ガガイモの季節です。
長期休眠させていたブラキステルマが本格的に動き出すのは5月下旬頃から。
毎年、水を吸って芋が膨らむまではちょっと不安ですね。

Matelea cyclophylla

ブラキステルマとは違う系統ですが、これも今の時期に萌芽します。
コルク質の部分は意外と分厚くて塊茎の本体はそんなに大きくない?

Caralluma turneri
PH1423
Ethiopia, 43 km ENE of Awah

昨年冬に茎が倒れてしまいました。未だにしゃきっとせず倒れたままなのですが開花しました。
思いのほかちゃんと咲いてるので大丈夫かな。

Brachystelma dinteri
Zimbabwe

これは昨年ほぼ休眠させませんでした。花の直径は6mm程度。

Rhytidocaulon macrolobum
(Rhytidocaulon ciliatum Tom McCoy YEM87, Nr. 15033)

根を腐らせてしまったので胴切りの後に挿し木した株。挿し木開始からこの状態になるまで約2年かかってます。発根するまで1年かかってまして、発根後もなかなか水を吸いませんでした。一時はふにゃふにゃの干物のような状態になっていました。健康な茎をカットして挿した場合はもっと早く根が出てくれるんでしょうかね?

Rhytidocaulon macrolobum
(Rhytidocaulon cilliatum RH625 Yemen, Al-Barh, 50 km W of Taizz, Nr. 13797)

こちらはトラブル無く育っています。

Huernia oculata

4月から開花中。調子がいいと春から秋までずっと咲いてます。