2014年8月24日日曜日

2014年8月下旬



Caralluma adscendens

インド~サヘル諸国までの広範囲に分布するカラルマ。変種が複数あったり、花のバリエーションも豊富です。この個体も、変種に分類されているものかもしれません。性質は強健です。春~秋は一番日照時間が長くなる場所に置いています。冬も室内管理で問題なく越せています。カイガラムシだけが厄介。



Rhytidocaulon macrolobum ( R. ciliatum? )
RH625
Yemen, Al-Barh, 50 km W of Taizz

今年はRhytidocaulonの種子を採種しましたが、やはり種を作ると負担がかかるようで、動きが鈍っている株があります。写真の株は、鞘が小さいうちに落ちたりしてまともな種子が採れなかったせいか、調子を崩すことなく今年も開花を続けています。Rhytidocaulonは株によってまったく姿が違うので面白い。尚、この株はR. ciliatumとして入手しています。花はR. macrolobumにしか見えませんが、ラベルが正しければR. ciliatumになるのでしょうね(E社から購入しましたが、ガガイモに関してはラベル通りか怪しいものが多い…)。R. ciliatumは、裂片の縁に房がびっしり生えた花を咲かせるものだと認識しています。しかし、それが特異個体で、R. macrolobumのような房の少ないタイプもいるのかもしれません。ですのでラベルは保管しています。



Brachystelma circinatum
RSA, Pretoria

今年二回目の開花。花数もそこそこです。夏にここまでたくさん開花したのは初めてでした。一斉に咲くと本当に美しいです。今回の開花で新たな発見がありまして、この花にも小さなハエの訪花行動が見られました。そのハエは、RhytidocaulonCarallumaの花によくきていたハエとおそらく同じです。種が採れる可能性があるかもしれません。

遅くなってしまいましたが、8月25日にRhytidocaulon三種とBrachystelma chlorozonumを播種しました。

2014年8月20日水曜日

2014年8月中旬

埼玉県、今年の夏も暑いですが、昨年一昨年と比べたら過ごしやすいかもしれません。最も暑い時期に天気が崩れたせいでしょうか。しかし体調が悪くて(腰痛)、どうもやる気が出ず、せっかく採種できたRhytidocaulonBrachystelmaの種子を放置しています。本当は、すぐ蒔いた方が良いのですが。8月中には播種したいです。今週末にでも。



Huernia oculata

生長が遅くあまり増えませんが(うちだけかも)、4号鉢が必要になったので株分けをしました。植え付け後も順調。購入時(2008年頃)からある茎が未だ現役です。Huerniaにしては長生き。ところで、瀬川弥太郎 監修 『趣味の多肉植物』青人社(1969年)によると、H. oculataには剣竜角や馴鹿角、黒盃角などいろいろな愛称があったようです。現在も割と使われるのが剣竜角という愛称なのですが、私は黒盃角を推します。



Brachystelma sp. aff. lancasteri
Tanzania, Ruvuma Province

度々写真をアップしていますが名前がはっきりしない種。Focke Albers、Ulrich Meveのガガ本を読む限りでは、B. richardsiiの可能性が高いのではと思っています。ここ何年かで芋が大きくなったので、今年は軽く埋める程度にして鑑賞しています。そのかわり、南向き直射ゾーンには置けないので(芋が傷むので)、遮光ネットを張ったベランダの一角に置いています。


Stapelia sp.
Angola, near Caraculo

アンゴラ産の小型Stapeliaで、花茎が立ち上がり上向きに咲きます。数年前に2株購入したうちの1つ。この株の開花は今年が初めてです。以前咲いたもう一つの株と、若干花の色が違いました。もう一つの株は知り合いに譲渡したので手元にありませんが、一度花を並べてみたかった。カメムシの発する悪臭に近い香りです。この花の周囲を、クロオビハナバエ♀のようなハエが飛んでいました。余談ですがハエの同定はとても難しいそうで、実は素人が見てもなかなかわからないのだそうです。


2014年8月16日土曜日

Larryleachia cactiformis; Namibia, South Africa


Larryleachia cactiformis
Namibia, South Africa

昨年の夏にE社から購入した仏頭玉。購入後ずっと沈黙していまして、開花は今夏が初めてです。この株、一般的なLarryleachia cactiformis とは花が違います。黄色地に臙脂色の水玉模様で、Larryleachia pictaに近いのです。これら2種は元々同種とされていたようなので、混ざって出荷されていても不思議ではありません。尚、L. pictaの方が珍しく、あまり流通しません。開花しないと、同定は難しいでしょう。



花の直径は、裂片の先端がカールした状態で約1.2㎝。完全に開くと約1.5㎝でした。微かに甲殻類のような臭みのある香りがしました。E社では2種類のL. cactiformisを販売していまして、この株はNo. 16366の方です。ネット上でNo. 16366の開花写真を拝見しましたが、こういう水玉模様ではありませんでした。ですので、そもそもの発送ミスか個体差なのでしょう。
仮にL. pictaL. cactiformisと呼んでも、一応間違いではないので、ラベル通りの表記としています。


Larryleachiaは昨年から栽培をはじめましたが、形が崩れやすく、太く丸く作るのはけっこう難しいと思いました。いや、E社から購入したガガイモは、うちで育てると大抵細くなってしまうので、本種に限った話ではないかもしれません。