2014年12月23日火曜日

2014年12月 硬葉 一

Haworthia scabra
Haworthia scabra var. morrisiae
De Rust

うちで一番の古株スカブラ。他所の同ラベルの株(購入店も同じ)は、根元からいくつも仔吹きしているそうです。私の株は一度も仔吹きしていません。また、姿にも違いがあるようです。個体変異による差なのか、栽培環境の差なのか、見た目だけでは判断が難しいです。 鉢はプレステラ90深。

Haworthia scabra
(Haworthia tuberculata var. subexpansa)

3号鉢。こちらもスカブラ。この変種subexpansaと呼ばれるものには様々なタイプがあるらしいのですが、栽培環境によって姿が大きく変わることもあるようです。この株、購入当初は葉先だけが細く、若干うねっていて、そこが気に入っていました。しかし、私が栽培を始めてから生えた葉は、角張っていて、いまひとつ面白みが無いのです。よくよく観察してみると、購入時からあった葉は、押しつぶされたように基部にかけて広くなっていました。これはつまり、幅広に作られていたせいで葉先の細さが目立っていたということなのでしょう(これは、似たような事例を聞きました)。どうしたらあんな形になるのだろうか。

Haworthia sordida
GM081, Bluecliff

2.5号鉢。Gerhard Marx由来のBluecliff産。Bluecliff産の株は3タイプ栽培していますが、このナンバーの株は全て葉が細長いです。そして妙に大きい。最近出た新しい葉も細い。しかしこの間、GM081の成熟した株(仔吹きするくらいのサイズ)の写真せて頂きましたが、特段に細葉というわけではありませんでした。では、徒長なのか?とも思いましたが、そういう風にも見えない。まあ、あと数年様子を見ないとなんとも言えませんね。

Haworthia sordida
Haaspoort

2.5号鉢。こちらは明らかに幅広の葉が増えてきました。こんなサイズでも播種から4~5年経過しています。他のHaaspoort産個体も、大体似たような幅広短葉になりつつあります。Haaspoort産のソルディダには、様々なタイプがあるようですが、いずれもずんぐりした姿になるようです。先日、ハオルシア協会の掲示板にH. sordidaの分類についての書き込みがありましたので、興味がある方は覗いてみてはいかがでしょうか(2014/12/11のスレッド)。

Sansevieria sp. nov.
Angola, Serra da Neve, locality 38 / 12

これはハオじゃないですが。毎年子株ばかり作って本体が全く動かないアンゴラ産のサンセです。今年は鉢のスリットをこじ開けて芽が出てきました。もっと大きな鉢に植えた方が良さそうです。春にはスリット鉢を解体して、別の植え方を考えなければ。大きめの鉢に植えて吊るのも良さそう。害虫が付いたためしがないので、ガガイモエリアの上にも吊っておけますし。