2014年6月11日水曜日

Pachypodium makayense

Pachypodium makayense

輸入株のマカイエンセが初開花。この株は、原産地であるマダガスカルから輸入されたものらしいです。自生していたものか、畑で栽培されたものかは不明。ただ、背が低く葉も小さく、矮化しています。肌は黄土色で、トゲは枝先に細かく生えるのみ。3号鉢に収まっています。パキポにしては小さい株ですね。


輸入直後の株を購入したためか、2年程動かず萎んでいました。暖かくなるとちょっとだけ葉を出すものの未発根のまま。そんな状態が続いたので、試しに霧吹きで株を濡らし続けたところ、夏の終わり頃に発根し膨らみました。以降は順調で、2回冬を越しています。濡らすのが良かったのかどうかは不明。腐る場合もあるでしょうし、ただ運が良かったのだと思います。購入時、4本ある大きな枝の1つがグラグラしていたのでトップジンMペーストで固定。水を吸うようになってからしばらくすると枝がしっかりしてきて、固まったペーストもきれいに落ちました。


花弁に白い部分があります。これがマカイエンセの特徴。


どちらもマカイエンセです。右の株はハウス出身の実生苗。こちらは、3月頃に大量に開花していまして、もう花は終わっています。年々肥えてきて、ますます好きになりました。うちのパキポはこの2本のみ。置き場の関係上なかなか増やすことが出来ません。でも、形が好みなウィンゾリーに出会ったら入手してしまいそう。