2013年10月14日月曜日

Brachystelma pulchellum; RSA, Hillcrest

Brachystelma pulchellum
RSA, Hillcrest

花の直径は1㎝程。


小さいし、あまり奇抜なデザインではないのですが、中心部はなかなかかっこいいです。


ルーペで見ないとよくわからないですが…。


柔らかい茎です。ブラキステルマにはこういう性質のものが多く、蔓性の種はいません。ここがセロペギアとは明確に違うところ(と思ってたのですが、近年蔓性のブラキステルマらしき植物が見つかっているらしい)。


こういう種は吊り鉢が似合うでしょうね。やってみたいのですが、外に吊るすと風が心配だし、室内管理時の冬は本調子じゃないだろうし、なかなか機会が無い。温室でもあれば、匍匐性のブラキステルマを吊るして並べてみたいです。ガガイモは害虫の蔓延が心配なので、宙吊りで鉢を隔離・孤立させるのは非常にメリットがあると思うのです。もちろん、吊り鉢の植物に害虫がいると害虫投下兵器になってしまうので注意が必要ですけども。そういえば少し前に害虫観察のページを作成しました。興味がある方はどうぞ

以下余談。


SIGMA DP2xで撮影。

Hoodia mossamedensis
Angola, Namibe Prov.

これもSIGMA DP2xで撮影。写りが気に入っており定期的に使いたくなります。2013年現在、中古2万円前後で入手できます。ところでHoodia mossamedensis、まだ咲きません。根をカイガラムシにやられまして、今年は全然生長しませんでした。成長期になっても動かない場合は、大抵根にカイガラムシが付いています。現在養生中。もう既に開花させている方もいてうらやましい。

また台風が来るのでしょうか…。


B. pulchellumの購入時のラベルに、「RSA, Hillerest」と書かれていましたが、「RSA, Hillcrest」の間違いでしょうか?

2013年10月12日土曜日

秋のガガイモ

秋のガガイモ特集・・・と言いたいところですが、真冬以外はいつでも何かしら咲います。まあでも、開花数が最も多いのは秋でしょうか。明日から夜間冷え込む日が続くようなので、徐々に開花数も減っていくでしょう。

Pseudolithos migiurtinus
Somalia

Raphionacme madiensis
East Africa

Rhytidocaulon splendidum
Yemen

Rhytidocaulon splendidum (2nd clone)
Yemen

Huernia sp. IB10806
RSA, Clay Pits, 3 km SE of Coombs

Echidnopsis squamulata
Yemen

Brachystelma sp. aff. lancasteri  (7 lobes)
Tanzania, Ruvuma

Rhytidocaulon macrolobum
Yemen

Brachystelma filifolium
RSA, Nelspruit

Huernia oculata
Angola & Namibia



Matelea cyclophylla (4 lobes)
Mexico

Pentagonanthus grandiflorus ssp. glabrescens
Central & East Africa

以上。これらの他にもまだまだ咲いていますので、やはり秋は開花が多いです。バリアンサスモドキは未だに詳細不明。おそらくオルベアの交配種ではないかと思っています。強光下で栽培したら、花に黄色い網目模様がくっきり出ました。春の写真と比べると別種にみえるくらいです。ガガイモは国内外問わず名称が混乱していますね。たまに探しているガガイモが販売されていても、よくよく写真を見ると明らかに別種ということが多いです。 ガガイモに関しては、意図的に名前を変えて売ったりすることはまずないと思いますが。ドイツの某業者でもたまに間違いますから。

2013年10月8日火曜日

Caralluma turneri, PH 1432


Caralluma turneri
PH 1432
Ethiopia, 3 km SSE of Dire Dawa

エチオピア産の珍しいカラルマです。蕾は何度も見ていたのですが、なかなか(3年間)開花しませんでした。今年も咲く寸前で花が落ちてしまうのを繰り返していました。最近になっておそらく今季最後の花茎を伸ばし、開花に至りました。


茎は硬くて軽くて、プラスチックのようです。よく日に当てると模様が浮き出ます。外皮が分厚い印象。フェルニア等に比べ、そう簡単には日焼けしません。が、先日のC. moniliformisと同じ環境では少し厳しいようでした。そして、遮光すると簡単に伸びると言うほどのものでもありません。遮光下(ネット)で栽培している株もありまして、模様は出ないものの瑞々しい緑色に育っています。


2.5号鉢。3年程栽培してこのサイズですから日照強めで栽培していたとはいえ生長は遅いでしょう。



こんな薄くて貧弱な花弁です。風が吹くとひらひらと揺れます。花は2日ほどで落ちてしまいます。


この写真は、部屋の中で撮影。部屋の中にもよく日が入るようになりました。Caralluma turneriは、もう一つナンバー違いの個体を栽培しています。そちらも、何度も咲く気配があったのですが、未だに開花せず。茎の見た目は同じなので、札落ちしないように注意しています。


2013年10月6日日曜日

Caralluma moniliformis, Somalia

Caralluma moniliformis
Somalia

ソマリア産のカラルマです。2009年前後に一度流通しました。輸入後は調子が上がるまで時間がかかりました。ソマリア産で情報もほぼ無かったため、気難しいのかなと警戒していましたが、うちの環境に慣れてからは順調に生長しています。花が咲いたのは今年が初めて。7月頃から現在に至るまで開花が続いています。


元々は1本の小さな実生苗。その時の高さは中央の茎の、左に脇芽が出ているあたりだったので、そこそこ増えたことがわかります。一度根が腐ったことがありますが、自然と腐りが止まりそのまま発根しました。カラルマの硬いタイプでは、こういうことを度々経験しています。腐敗部分と健康な部分の間に、かさぶたの様なものが形成され腐りの進行が止まることがあります。中央の茎には、栽培環境をあれこれ変えた形跡が残っています。背が高くなりすぎたためこの茎の生長点を潰しまして、以後よく芽が出るようになりました。今の時期は表土が乾く度に灌水しています。


茎の先端の先細っている部分は花茎です。インドのCaralluma adscendens等もこのタイプです。



本種の花にもハエの訪花行動が見られました。ハエは、Rhytidocaulon macrolobumの花に集まるものと同じ種でしょう。花に日が当たりはじめる時間から、どこからともなくやってきます。明らかに本種の花を目当てに飛来します。単体で外に出していても集まってきますので、R. macrolobumの花から移動してきているだけではなさそうです。


触っても大して気にしていない様子。このハエ、見る人が見れば種が同定ができるんでしょうけど、私にはわかりません。体長は3~4mm程度です。まあ、花に虫が集まってる光景を見られるだけでもなかなか面白いのですが、欲を言えば結実してほしい。


花柄が貧弱なので、ハエがうろうろすると花も動きます。