2017年12月12日火曜日

冬の窓際ギムノ

Gymnocalycium spegazzinii
P43A Sa de Quilmes (Mesa種子)

天平丸。関東平野部の南向きベランダ・室内窓際で、実生育成しています。この株は2013年6月播種。4年経ってまだ直径3センチ弱、2号鉢。本種、標高の高い地域に自生するギムノで、暑いのは苦手なようです。うちの環境では夏にほぼ動かなくなってしまい、秋になると成長を始めます。実生する場合は、10~11月頃に室内窓際などで播種し、夏までに少しでも大きくしておくとよいと思います。2013年6月に初めて播種した天平丸は、最初の夏でほぼ全滅し、2株しか残りませんでした。この株はそのうちの一つです。

※データのSa de Quilmesは、Sierras de Quilmes(キルメス山脈)のことと思われます。

Gymnocalycium spegazzinii
ISI1509 Cafayate, Salta (Mesa種子)

2013年6月播種。ISI1509は、上のP43Aと肌の色が違います。単なる状態の違いだろうか。

最初の写真2枚の、10日後の様子。一気にトゲが伸びました。うちの環境では、晩秋から春先にかけての窓際栽培時(網戸で遮光、暖房有り)に最もよく成長しています。そういえば、天平丸は謎の病変を起こし急に枯れることがあるようで、ある程度覚悟はしています…。





Gymnocalycium stellatum
STO-1581 Quilino (Mesa種子)

2013年12月播種。この名前で種子を入手していますが、このナンバーは基本的にGymnocalycium prochazkianumとされているようです。ネットで成長した株の写真を見る限りでは、どうやらほぼ今の見た目のまま大きくなるようです。Mesa Gardenの販売時の説明にも「stays tiny, flat dark stem」と書いてありました。時期によっては粉を吹いたように肌が白くなっていることがあります。


現在2号鉢。割と変異や個体差が豊富みたいなので、場所があればもっと蒔きたかったです。





窓際遮光下のギムノカリキウム

南向き窓際の植物、晴れた日はかなりの表面温度になっていると思います。部屋も狭いためフレームほどではないですがそれなりに気温も高くなります。長時間日光が差し込む置き場では、遮光しないと傷んでしまう株が出てきます。特に植え替え後など成長が鈍っている時に窓際最前線に置いたせいで完全にダメになったことがありました…。

網戸で遮光される場所に置いたり、不織布やレースカーテンで遮光しています。



2017年11月30日木曜日

2017年11月下旬 エキドノプシス

Echidnopsis leachii
Morogoro Province, Tanzania

ガガイモでは一般的な合弁花ですがビニールのような粘膜のような質感が独特です。悪臭系。

茎の細かい皺がいい感じ。少しリチドカウロン的でもあり個人的には好きです。

エキドノプシスは地面を這うように茎を増やす性質のものが多いです。
挿し木の際は、茎を倒し発根させたい部分を僅かに土に潜らせると上手くいくことが多いです。





Echidnopsis dammanniana
Marsabit, Kenya

東アフリカ地域に分布する花のバリエーションが豊富な種です。
この株はケニア北部のマルサビット郡産で、こげ茶色っぽい地味な花。

簡素な花と簡素な茎、どことなく強健種の雰囲気が漂っています…。

マルサビット山周辺の乾燥した土地に生えるようです。





Echidnopsis squamulata
Yemen

前回記事で開花寸前の蕾を載せたので、完全に開花している写真を。

よく日に当てると赤く色付きます。

うちで一番古く大きな株。といっても2.5号です。枝が長くなってきて完全に垂れ下がっています。
そういえば属名の「Echidnopsis」は、ギリシア語の「Echidna(=蛇)」に由来します。
ギリシア神話にエキドナという怪物がいます。


11月は天気が良く、室内南向き窓際では多くのガガイモが成長し続けました。季節の変わり目は、潅水量の見極めが難しいと、つくづく思います。まだ成長中の株は乾かしすぎると弱りますし、逆に成長が鈍ってきた株は乾かし気味にしておかないと一気に腐ります(いくつかやってしまった…)。
ちょっと湿らせる程度にしようと思っていたのに単純な動作のミスで盛大に潅水してしまったことがありまして、まあ大丈夫だろうと思ってそのままにしていたら次の日に腐ったことがあります(隣にあったスペアの株は無事でした)。すぐに植物を抜いて乾かせば救えたでしょう。


2017年11月10日金曜日

秋から冬へ

Boswellia nana

10月の長雨時からほぼ窓際管理。11月初頭から紅葉。意外と晩秋まで粘ります。

今年の夏はぱっとしない天気が続きましたが、それなりに育ってくれました。

Echidnopsis squamulata

よく咲きます。そろそろ植え替えないと。

Pseudolithos eylensis

今夏播種の実生苗。窓際でまだまだ成長中。

Gymnocalycium obductum P121

実生約3年。ようやく特徴が出てきました。一見すると怪竜丸の小苗です。

白花姫牡丹

ちょっと忙しい時に咲いたため、花を見つけたときは殆ど終わっていました。


そろそろ冬に入ります。最近はようやく天気の良い日が増えてきて、全体的に植物も元気になった感じがします。部屋の中に植物を入れると、まあ毎回もうちょっと減らそうと思いますね。ガガイモの実生や株分け、サボテン実生などが地味に効いてきました。特にサボテンは播種トレーから鉢上げすることが増えて、一気に場所をとるようになってしまいました。引越しか土地を借りるか…みたいなことをいつも考えています。

11/15
H. zebrina v. magnifloraとStapelia sp.(アンゴラ小型種)、植え替え。
ギムノ実生苗2種類植え替え。


今年の害虫メモ
ガガイモの根や花芽の基部に付き吸汁する白いふわふわを纏うカイガラムシ、約3年間見ていないのでおそらく絶えたと思われます。今後も外部から入ってくる可能性は高いので、植物の導入時は薬剤を散布してしばらく隔離するようにしています。あとサボテンネコナカイガラムシ(ネジラミ)もしばらく見ていませんが、これは非常に小さいのでまだどこかで生き残っているかもしれないと思っています。
コナカイガラムシ(多肉全般の成長点付近によく付くタイプ)は、購入した植物に付いていて、久々に出会うことができました。駆除済みです。
ハダニは例年と同じく良く出ます。プテロディスクスやブラキステルマ、ユーフォルビアなどが被害に遭っています。ブラキステルマの実生苗には何度も群がってきてヒヤヒヤしました。ハダニは野外に普通に生息しているっぽいので、根絶は無理でしょうね。

2017年10月31日火曜日

雨が多い

10月は雨の日が多かったです。夏型も冬型も満足に育てられませんでした。

Brachystelma sp. aff. lancasteri, Ruvuma Province, Tanzania

ここ数年、茎の付け根にぽつんと咲くことがあって面白いです。

少し前の写真ですが全体像はこんな。たまに土を掘ってイモを鑑賞するのが楽しみ。


Raphionacme grandiflora (Synonym: Pentagonanthus grandiflorus subsp. glabrescens)

天候不順が続いていますが、なぜか元気に開花中。別の株にも蕾が…。

芋をしっかり埋めておけば、真夏も直射日光下で元気に育ちます。
最近は明らかに日照不足ですが、まだなんとか茎が立っています。


Brachystelma sp. Malawi (Nr. 21322 from EXOTICA)

マラウィ産の黒花spも開花中。12月頃まで窓際で育てるつもりです。

種を採りたいと思っていますが、虫が来ないし花も小さいし難しそうです。


Haworthia maxima, Lemoenpoort

気温が下がりハオも元気になってきました。外側は赤いですが内側はうっすら緑です。

Haworthia sordida 産地いろいろ

まだベランダに置いていますがもう少ししたら窓際に移動します。



今年の10月は雨や曇が多く天気が悪かったです。台風21号が去って、ようやく晴れが続くのかと思いきや、すぐ22号が接近し、また雨になりました。
結果、夏型も冬型も伸び気味になりました。休眠期と成長期の切り替わりもいまいちはっきりせず、嫌な感じです。あまり影響が無かったのはハオルチアくらいでしょうか。

今日は台風一過で快晴でしたが、放射冷却で朝は冷え込みそうです。